2010年10月11日月曜日

声が良く聞こえない時があった

この間実施した研修講師の事後アンケートを拝見する機会がありました。

(全ての研修において講師が事後アンケートの結果を知ることはできないのですが、今回の研修は私の元のお里である会社であったため機会を頂戴できます)

その中の一人のコメント欄に、今までお目にかかった事の無い文言を発見。

「声が良く聞こえない時があった」

初めての事だったのでこっそりショックを受けました。
(想定外だったのでインパクトが強く、、)

どちらかと言うと、自己認識では自分の声は通り易いと思ってました。
(実際にそう評価される事も多かったものですから)

ショックの後、よくよく考えて思いついた理由がありました。

それはその研修の定員が30名を超えたものだったということです。

自分が取り扱う事が多いテーマは、
受講者の意識や活性化に働きかけるものが多いので、ここ最近は
(最近の傾向的にも)30名未満の定員でやる機会が殆どでした。

アンケートに回答された方は記憶では正面の一番後ろに座っていました。

知らず知らずに声のボリュームを最適化していたのか、
元々自分の声の届く最適なエリア範囲が30名未満のものなのかは不明ですが、
自分の現状を知る上で大変参考になりました。

こういったものって、無意識化していてなかなか気づく機会がありませんからね。

本当に良い機会でした。

でも、正直言って、ネガティブな評価やコメントって反射的に反論したくなりますね。
自分の反射的な感情なのでしょうがない部分もありますが、
それをうまくマネジメントすることで
意味のある気づきや深い学習が促進できるんだよなぁ。。
(それこそがEmotional Intelligenceだという話)

自分の度量を試される修行でもあります。。

2010年10月10日日曜日

グローバル化を見る角度

ダイワ証券さんのCMでも取り上げられている、

Playing For Change(音楽を通して世界をつなぐプロジェクト)」

のエピソードに魅入られました。

「Don't Worry」



最近、経営者/経営幹部の方々とグローバル化を語る機会が多く、やはり日本企業ではグローバル化を危機と捉えていたり、心配の種という文脈で語られる事が多く、私自身もその様な思考で捉えがちになっていましたが、

世界が繋がるということは、暗い側面だけではなく、夢広がる明るい側面も同時に内包していることを忘れてはいけないと改めて思いました。

インターネットが気楽に使える様になったときに感じた世界と繋がるワクワク感、旅先の外国で家族とチャットをした時に感じた、距離を超えて家族と直ぐ近くで気持ちを交わした時の感動を忘れてはいけませんね。

一つだけの視点に囚われると不幸な気持ちが大きくなってしまいますからね。