2008年6月9日月曜日

この仕事の好きなところ

ここ数年、自分の後輩や知り合いが人材開発(能力開発というべきか社員教育というべきか。。この業界を説明する言葉が難しい。。)に仕事を移す機会が増えており、自分はその事で、キャリアチェンジやイベント企画について結構相談にのることが多い。

最近、そういった後輩の相談にのったイベントがうまくいったという感謝メールや他者からの報告が色んなところから舞い込んできている(イベントの季節ですからね)。

そんなメールを読みつつ思うのはこの仕事は本当の意味でやりがいがあるなということだ。
(勿論、全ての仕事にはやりがいがある(はず)で自分はそれをわかっていないだけとは思う)

この仕事の自分が好きな部分は「品質に思いを持って考えれば考えるほど結果に現れる」というところだ。逆に考えると「思考とスキルが浅い場合に、それでもラッキーヒットやホームランが出ることは殆ど無い」ともいえる。ギャンブル要素が少ないのかもしれない。
(自分は一か八かはあまり好きではないし、そういう人間に賭け事の神様が微笑むことはあまりない(笑))

考えてやったらやった分、クライアントに満足をもたらすことができるし、自分の評価もスキルも上がるこれはいい仕事だと思う。

「ちゃんとやっているはずなのに結果が出ない」と言う同業者や同僚とたまに出くわすが、そういう場合、中途半端な情報収集(対象者を取り巻く環境(文脈)を知ることはものすごく重要だ)やスキル研鑽の未熟さ、熱さだけに任せた自分だけの思い込みで仕事をしているケースが多い気がする。

(まぁ、ねちっこく情報収集させてくれなかったり考えさせてくれないクライアントや上司が阻害しているケースも少なくないが、世の中には本当に良いものを志向するお客様は大勢いる(その良さに気づいていないクライアントも素敵なクライアント予備軍だろう。そう考えると筋の悪いクライアントはそう多くないかも)。上司が問題ならば圧倒的に力で凌駕してしまえば敵対関係ではなくなることがある。面白いことに上司の切り札にがらっと変身してしまうのだ。逆に中途半端に実力拮抗すると悲惨)

でも、そんな素敵な商売(「ショウほど素敵な商売はない」にひっかけた)なのに、魅力的な側面にフォーカスしないで、ネガティブな側面のみにフォーカスしてやっつけ仕事をしている人たちが少なくないのでがっかりすることも多い。(どんな仕事にも魅力もつらさもある。じゃあ一体どんな仕事がしたいんだ?)

だから、後輩達にはがんばってもらいたい。彼ら彼女らが、すごく真剣考え悩んでやりきった仕事が良い結果をもたらしているのを見ると仲間が増えてく感じでうれしくなる。
「なぁ、この仕事面白いだろ?」って。

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