2009年3月18日水曜日

感情の有効利用

最近、情動(ま、言ってみれば感情)が思考や行動に与える影響に関して勉強をしています(面白いです)。
この分野、結構面白い割には、質の良い知見や有効な活用法はまだまだ出てきていない感じがします。

そんな状況で、今朝、子供を見ていたら面白い発見が。
保育園に行くまで相手をしていたのですが(最近は予定が無くても早起きになってしまった。。)、

うちの娘、今朝は朝っぱらから超ハイテンション。叫ぶ、笑う、イタズラするですごいことになってます。
やれ録画の「おかあさんといっしょ」を見せろとか、絵本を読めとか、最近覚えた指示出しでやりたい放題です(ちなみに1歳5ヶ月です)。

で面白かったのは、
普段やらない「テレビの踊りの振り付けの真似」を連発し、絵本のセリフを復唱(正確にはらしき音声)してた点です。
ちゃんと覚えていた(それもこんなバリエーション豊富に)とは思っていなかったんですごくびっくりしました。

普段は表層化していませんが、どうやら彼女の脳内には既に記憶の回路が構築されているようです。
今日は彼女がテンションがハイだったこともありそれが表に出てきたと考えられないでしょうか?
(保育園でも親が見たこと無い様なアクションを連発するそうです)

こういった現象は別に子供に限らないです。
「ぼけていたおばあちゃんが急に記憶鮮明になる」
「今日の@@選手は普段では考えられない位クリエィティブにプレーする(ゾーン系)」
「彼氏はいつも紫色を見ると情緒不安になる(トラウマ系)」
他にもいろいろあるでしょう。

こういった話は、何かのトリガーによって、普段使わないが脳内に存在する回路にアクセスされ、普段とは違う行動を示す。という点で一致していると思います。

そのトリガーとして情動っていうのは大きな鍵になるそうなんです。
この情動を能力発揮に意図的に(確度高く洗練されたやり方で)活用したいなというのが自分の想いなんです。

ちなみに、自分自身では、クリエィティブな状態になりたい時や人前でメッセージを伝える時の情動を含めたトリガーはつかんでいて活用はしています(まだ軽いレベルなんですが。。)

こういうのは人に無数に存在しているはずなので、うまく使いこなせるようになって、クライアントに対してもいい感じで提供できたらなとたくらんでいる今日この頃です。

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