ずっと書きたかったけどタイミング合わせられませんでした。
オグシオのコンビ解消会見をテレビで見て面白いなと感じたのでそのことを。
二人曰くその解消の理由を二人の目標のズレにあるとのこと。
小倉選手「4年後のロンドンを目指して、これからがんばりたい」
潮田選手「すぐさまロンドンはなく、1年1年をがんばりたい」
一見するとなんか大したこと無さそうなズレに、
多くの人が「なんか他の理由があるに違いない」と憶測を飛ばしている様です。
(潮田選手は嘘言っているとかね)
でも、この理由は私から見ると案外納得できるケースではあります。
というのは、人には、
「自分が夢に向かってがんばるからキャリアゴールに到達できる」
「目の前の日々を積み重ねることによって、自ずとキャリアができてくる」
といったタイプがあるように思えるからです。
(ちなみに、この考え方を最初に言語化していたのは、私ではなく、私のコーチングの師匠格である平本相武さんがコーチングの目標設定に関して人の違いを説明されていた話の発展系です)
私は前者を「アメリカンドリーマー」タイプ、後者を「日本式求道者」タイプとイメージしています。
キャリアの相談にのっているとこの2タイプは本当に存在するなぁと感じます。
またこのタイプの差によって、悩むポイント、キャリア研鑽の方法も変わってくるのが面白いところです。達成感の感じ方も前者は目標達成によって一時にドパーッと大きな快感を得たい人が多く、後者はジワーッとした小さめな快感を多く得たい人が多い様です。
今のところの私の感想では、両者の違いは「エネルギーの湧くポイントが未来にあるのか現在にあるのか」の違いでどっちの方が正しいということではない気がしています。面白いことに双方のタイプでしっかりキャリアを歩んでいくと行き着く先も究極的には同じだったりします。
ただ、これがプロスポーツのペアとなると深刻ですよね。
ロンドンを目指すとなると4年間の厳しいロードマップを書いてそれを着実にこなしていかなければなりませんから、小倉選手の考え方でやっていく必要があるでしょう。
潮田選手のやり方で結果的にロンドンに行けないとは限りませんが、「いざフタを開けてみないとどうなるかわかりませーん」ということでは小倉選手の方が精神的に参ってしまうでしょうし。
でも小倉スタイルだと潮田選手はすごく未来に縛り付けられた感じがして不自由なストレスを感じることでしょう。
面白いことに、これが選手としてのキャリアライフと考えると、案外、潮田選手の方が長命で老練になって生涯成績が良かったり名物コーチになったりするかもしれません。小倉選手パターンは目標の結果が出たらプツンと集中力が切れたり、全然違う目標を見つけて放浪してしまったりすることもありますね。
私はスポーツ選手で才能に恵まれていながら、若くして引退してしまう選手と長生きする選手の違いが出るのはなぜだろうとよく考えるのですが、このタイプの違いも一因かなと思っています。
(サッカーだと、小倉選手パターンは中田英寿元選手、潮田パターンは三浦・中山選手ってところでしょうか)
ちなみにこのタイプ、先天的に固定で変化が無いのか、状況によってタイプに変更が生じるのかは、今のところ私は結論に至ってはいません。
ふーっ、ようやくこのテーマで書けた。すっきりした。