2008年2月5日火曜日

WHALE

私の敬愛する元同僚に教えてもらったのですがこの言葉知ってました?

Working Hard And Learning Ended

の頭文字をとった言葉だそうです(出所はちょっとわかりません)。
乱暴に訳しちゃうと
「仕事は忙しいが学びが起こっておらず組織的につんじゃっている(状態)」
って感じでしょうか。

これって自分の会社員時代の経験を考えると結構良くあることだなと思ってしまいました。
「仕事とはそこに学びが存在しなければそれは本物ではない」というのが私の主張なのですが、まぁなんと精魂尽き果てて疲弊しても成長感を持てず目がどんよりしたゾンビーの様な社員の職場が多いことでしょう。

緩過ぎても成果もメンバーの成長もゆるゆるで双方の競争力が研鑽されない、かといってムチ打ちすぎても逆にメンバーの意志も無くなり高ストレス下の奴隷みたいになってしまう恐れありと、組織を率いる者はこの加減の難しさに悩むことも少なくなさそうです。

「部下は油断するとサボるもの」という性悪説に基づいたマネジメントをする者はこの状況を打開できないでしょうし、部下に(それが健全でも)プレッシャーを与えることのプレッシャーに耐えられないマネージャーでも打開できないでしょう。そもそも自身の成長をあきらめたり他責にしてしまうメンバーもその要因でしょう。

リーダーが組織の成果と個人の成長は好ましく両立すると心のそこから信じ、メンバーはキャリア的自己概念を成熟させ、時に難しくなるこの命題を実現させる創造力を双方で発揮したいものですね。

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